「住まいの安心サポート」活用
住まいに安心!!
住み継ぐ住宅の促進「住生活基本法」の施行から5年目に入り、新築中心の住宅市場が確実に変化ていることを実感しています。代表はなんと言っても平成22年4月発表の「既存住宅流通活性化事業」です。
住宅市場も、かってはマイナスイメージが強かった古民家、町屋、長屋ですが、行政の応援を得て地域のまちづくりNPOや推進協議会のサポートが実り、住まいに関する価値観が一世代前と変化した20歳代から30歳代の方々が「住まいで自己実現」しています。
多様な住環境を選択することは単に経済の低成長や高齢者社会だけでなく、地球環境とも大きく繋がった住生活の成熟期を迎えたのではと思います。又不動産業界、建築業界の垣根が低くなり事業者間のネットワークが進み、居住者目線に随分近くなってきたのではないでしょうか。
当支援センターは

1・第三者によるインスペクション:調査・監理 |
2・「既存住宅見える化評価チェックシート(*1)」で現状把握、 今後の計画が完璧! |
3・新築、リフォーム、リノベーション工事の提案、施工 |
4・工事の瑕疵保険 |
5・住宅履歴情報:「![]() (http://www.toroku-jutaku.net/) |
6・住み継ぐ安心サービス:定期点検案内 |

(*1) 「既存住宅見える化評価チェックシート」とは・・・
平成21、22年度、一般社団法人関西建築業協議会の研究開発に当支援センターも会員として参加し、お客様とのコミュニケーションツールとして制作いたしました。チェックシートは、耐震診断と劣化性能、省エネ・環境性能、バリアフリー性能、防犯・防災性能の5つの視点を5段階に評価します。住まいの健康診断、長期修繕計画だけでなく、住まいの新たな価値づくりにも貢献し、住宅関連業界に広くご利用いただけます。研究会では、チェックシートの検証を通じてスキルアップし、広く使って頂ける研修会を企画いたしています。(来春開催予定)
「住宅の長寿命化のための維持管理技術」セミナー開催報告

2010年7月22日(木)、「木造住宅の長寿命化」をテーマに2名の講師を招き、「住宅の長寿命化のための維持管理技術」セミナーを「エルおおさか」にて開催しました。前半、一級建築士の伊藤裕啓氏による点検や診断の注意点、耐震診断の改修提案の選択肢としての「鉄骨シェルター」の紹介等は、まだ未経験の工務店にとっては興味ある内容でした。後半の木造住宅劣化とシロアリ対策については、京都大学大学院准教授 藤井義久先生による最新の情報で、参加工務店は特にアメリカ乾材シロアリについて、非常に熱心な質問等もあり充実した勉強会となりました。
「第20回 住宅メンテナンス診断士講習会」報告

2010年8月4日(水)、大阪社会福祉会館にて「第20回 住宅メンテナンス診断士講習会」を開催。北は北海道から南は鹿児島県まで全国から約100名の参加者が熱心に受講。講習後の診断士認定試験まで終日にわたる講習会を終了しました。
住宅インスペクター 募集要項 <2010年度 下期>

1、応募条件
@住宅メンテナンス診断士登録者1、応募条件 :
A且つ、一級、二級、木造建築士の免許を有する者
*建築分野以外の方(会員限定)は事務局までご連絡下さい。
2、応募締切
2011年1月25日(火)必着
3、応募書類
@応募用紙(写真付)3、応募書類 :
@応募用紙(写真付)
A診断士登録証及び各資格証明書等のコピー添付3、応募書類 :
B職務経歴書(書式は自由、ワープロ原稿でA4用紙2枚まで)3、応募書類 :
C耐震診断又は劣化診断報告書一式(CD-ROMと印刷原稿を提出)3、応募書類 :
D長期優良住宅、既存住宅の長期優良化についてのレポート(400〜1200字)
※スケジュールや受験料等の詳細は、支援センターHPをご覧ください。


※セミナー等の問い合わせ、お申し込みは事務局まで。



当支援センター利用会員 大長ハウス株式会社様をご紹介します。大長ハウス株式会社様は、既存住宅(長屋)や街並みを生かした耐震診断改修に、積極的に取り組まれています。
人と環境にやさしい住まいづくりのプロデュース
大長ハウス株式会社
代表取締役 松峯 哲也

当社は大工の棟梁であった祖父を出発点に、大阪市阿倍野区で地域工務店、材木屋として経験を積んで参りました。阿倍野区周辺では、戦前からの連棟長屋が今なお数多く残っていて、手掛ける住宅もおのずと長屋のリフォームや建て替え工事等が中心となっています。


しかし老朽化した住宅が多いこの地域では、耐震改修にかかるコストや生活上の理由などで耐震改修工事に踏み切れない事例も多くあります。
そこで一部屋のなかに生存空間を確保する目的のシェルターに着目し、阿倍野区昭和町の連棟長屋に全国第一号の木製耐震シェルター(j.Pod耐震シェルター※)を平成22年の1月に設置しました。
来春までにはこの長屋を耐震シェルターを見て頂けるスペースとして、町屋カフェのオープンを予定しています。

地域に古くからある伝統的な建物を、ただ老朽化したからといって壊すのではなく、「現代の暮らしに合わせて活用する」「古くからの街並みを今につなげていく」という点で耐震改修工事や耐震シェルターは重要な役割を持っていると思っています。
←J.Pod 耐震シェルター
※j.Pod工法は有限責任事業組合(LLP)j.Podエンジニアリングがj.Podに関する特許権の独占的通常実施権、商標権の独占的通常使用件並びに第三者に対する特許権・商標権の再許諾権を有しています。
詳細は、当社のホームページをご覧下さい
(http://www.daichou-house.com/)